こんにちは!
占い鑑定士のおとひなです。
幸せは特別なものではなく、小さな心がけや行動で近づけるもの。
日々の中にある「幸せの種」を見つけ、自分らしい幸せを手に入れるヒントを試してみませんか?
本日のテーマは…。
「苦しいのはうれしいのちょっと手前」
この言葉を聞いて、どのように感じますか?
私たちは日常生活の中で、大きな挑戦や困難に直面すると、その瞬間はまさに「苦しい」と感じます。
しかし、それを乗り越えた先に待っているものは、喜びや達成感という形で報われることが多いのです。
この言葉には、人生における深い真理が込められているように思います。
苦しみの正体を探る
まず、「苦しい」と感じる状況について考えてみましょう。
苦しみとは、しばしば自分の限界に挑戦する時や、新しいことに挑む時に生じます。
たとえば、新しい仕事に取り組む際、初めてのダンスのステップを覚える時、または長距離マラソンに挑戦する時。
その時々に感じる苦しみは、未知の領域に足を踏み入れる不安や、自分の能力を試されるプレッシャーから来るものです。
しかし、その苦しみは本当に悪いものでしょうか?
むしろ、それは自分が成長しているサインともいえます。
筋トレを例に考えてみましょう。
筋肉を鍛えるためには、負荷をかける必要があります。
筋肉は一度破壊されることで、修復され、より強くなるのです。
このプロセスを知ると、筋トレの痛みはただの苦しみではなく、成長の証であると理解できます。
喜びが待っている場所
一方、「うれしい」という感情は、達成や成功、あるいは安心感によってもたらされます。
たとえば、目標に向かって努力を重ねた結果が実を結び、自分が想像していた以上の成果を得た時。
その瞬間は「うれしい」と感じるでしょう。
この喜びは、一朝一夕では得られません。
苦しみを乗り越えた先にのみ存在するものです。
ダンスのステップを覚えることに例えるなら、最初は足がもつれ、リズムを取るのに必死だった自分が、練習を積み重ねることで流れるような動きを体得できるようになる。
そして、その成果を観客の前で披露した瞬間、全身で「うれしい」を感じることができます。
この喜びは、苦しい努力があったからこそ、より大きな達成感として味わえるのです。
苦しみをどう捉えるか
それでは、苦しみをどのように捉えればよいのでしょうか?
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成長のためのプロセスと理解する 苦しみは、自分が成長している証です。何かに挑戦し、新しいことを学ぶ時には必ずついてくる感覚だと割り切ることで、その先の喜びを想像しやすくなります。
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目標を明確にする 苦しい時期には、何のために頑張っているのかを見失いがちです。そのため、最終的な目標を紙に書き出したり、頭の中で何度もイメージしたりすることで、苦しみを乗り越える原動力に変えることができます。
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周囲のサポートを受け入れる 苦しい時期を一人で乗り越える必要はありません。友人や家族、コーチなど、周囲の人々に助けを求めることで、苦しみを分かち合い、前に進むエネルギーをもらうことができます。
実例: 私の経験から
個人的な話ですが、私はある時期、フラメンコの新しい振り付けを覚えるのに苦戦しました。練習は厳しく、足は疲れ果て、リズムを間違えるたびに自己嫌悪に陥りました。
「こんなに苦しい思いをして、何になるんだろう」と思ったこともありました。
しかし、その振り付けをマスターし、ステージで披露できた時の達成感は何にも代えがたいものでした。
観客からの拍手や「素晴らしかった」という言葉が、あの苦しい時間をすべて価値あるものに変えてくれたのです。
苦しいのは「うれしい」のちょっと手前
この言葉を胸に刻むことで、私たちは苦しい状況に直面した時、それが必ずしも悪いことではないと捉えることができるようになります。
その苦しみは、成長の階段を一歩ずつ上っている証拠。
喜びに到達するための通過点です。
だからこそ、苦しい時期を楽しむくらいの余裕を持ちたいものです。
次に苦しみを感じた時、この言葉を思い出してみてください。
「これはうれしいのちょっと手前なんだ」と。
そう思うだけで、心が少し軽くなり、一歩前に進む力が湧いてくるはずです。
おわりに
苦しみと喜びは、表裏一体のようなものです。
どちらか一方だけを味わうことはできません。
苦しみの先にある喜びを想像し、その一歩一歩を大切に進んでいきましょう。
そうすれば、人生はもっと豊かで、意味のあるものになるでしょう。